みなさんこんにちは。ういろうです。
キャンプ飯で揚げ物、、食べたいですよね。
アウトドア料理に欠かせない「油」。でも、「どうやって持って行けばいい?」「使い終わった油はどう処理するの?」と悩む初心者キャンパーも多いはずです。
この記事では、油の持ち運びから処理方法まで、誰でも実践できるテクニックをわかりやすくご紹介します!
1. キャンプで油を使うときに知っておきたい基本知識
1-1. 油って持って行くべき?キャンプ初心者のための基礎ガイド
キャンプでの料理は、自宅と違って限られた道具や環境の中で行います。炒め物、焼き物、時には揚げ物もできるように、最低限の「油」はやはり持参するのがおすすめです。特に、炒め物用に少量の油は必須ですね。
1-2. アウトドアで使える油の種類と特徴
- サラダ油:調理ではオールラウンダー。揚げ物・炒め物におすすめです。
- オリーブオイル:香りが良く、洋風料理には特に合いますね。
- ごま油:風味が豊かで、仕上げに活用したり中華風料理に
- スプレーオイル:ヘルシー&コンパクトで最近SNSでも取り上げられていますね!人気です。
2. 油の持ち運びに便利な容器とおすすめグッズ
2-1. キャンプ用油ボトルの選び方と注意点
油の持ち運び用のボトルを選ぶときの気を付けるべきポイントは「密閉性」「注ぎやすさ」「サイズ感」の3つです。収納をどうするかにもよりますが、倒れても漏れにくいスクリューキャップタイプがおすすめです。
2-2. 100均・ダイソーで揃う!コスパ抜群の持ち運び容器
今までキャンプで使ってきておすすめしたいのは、100均のダイソーで販売されているドレッシングボトルやガラスボトルです。少量の油を持ち運ぶのにちょうどぴったりなサイズ感です。見つけられそうなら漏れ防止にパッキン付きのフタを選びたいところです。
2-3. 人気アウトドアブランドのおすすめ油容器を紹介


3. 油漏れ・液漏れを防ぐためのテクニック
3-1. 漏れない容器の素材と構造って?
油漏れはバッグや収納ケースを台無しにしてしまうトラブルの元になります。先ほども記載していますが選ぶべきは「シリコンパッキン付き」「スクリュー式フタ」の容器です。また、プラスチック製よりもアルミやステンレス製の方が変形しにくく、密閉性も高いという点で安心です。
3-2. スパイスや液体調味料と一緒に安全に収納するコツ
油と一緒に持ち運びたい調味料類は、スパイスボックスなどにまとめて収納するのがおすすめ。中で容器が動かないよう、スポンジやウレタン素材を詰めてクッションにすると安心感がアップします。
個人的に愛用しているのはこちらのコールマンのスパイスボックスです。こだわりは特になかったので当時安くて買ったのですがそのまま5年ほどずっと使っています。
・Coleman(コールマン) 調味料入れ スパイスボックス

そして機能が充実していて次に狙っているのがこちら。マジックテープで椅子につなげられたり、カラビナループや便利な機能が付いています。こだわり派の方はこちらがいいかも。

3-3. シリコンケースやチャック袋を活用した簡単対策
万が一のために、油容器はチャック付きの保存袋に入れて持ち運ぶと二重で漏れを防げます。シリコンケースは柔軟性があり、バッグの中でも型崩れしにくいため、油漏れリスクの軽減にぴったりです。
4. コンパクト&スマート!油の収納アイデア
4-1. 少量の油をスマートに持ち運ぶ方法
1泊2日程度のキャンプなら、使い切りサイズのミニ容器に分けて持って行くのが便利。必要な分だけを事前に量っておけば、無駄も出ず、荷物も軽量化できます。
4-2. スパイスボックスや小型ケースでまとめて収納
料理好きキャンパーに人気なのが、調味料専用ケース。油・塩・こしょう・醤油などをひとまとめにできるので、調理中もスムーズ。最近ではアウトドアブランドからおしゃれで機能的なケースも多数出ています。
4-3. ファミリー・ソロキャンプ別収納術のコツ
- ファミリーキャンプ:1本大きめの油を持って行き、他の調味料とまとめてボックス管理
- ソロキャンプ:数日分をミニボトルに小分けし、クッカー内に収まる形で収納
5. 家にあるもので代用できる油容器アイデア
5-1. 醤油ボトルやペットボトルの再利用テク
使い終わったしょうゆの小型ボトルは油用に最適。フタがしっかり閉まり、注ぎ口が細いので調整しやすいです。小さなペットボトル(100mlなど)も、しっかり洗って乾かせば立派な油容器に変身します。
5-2. 冷蔵不要!常温でOKな保存方法
短期のキャンプなら、油は常温保存でOK。ただし、直射日光が当たらないよう、アルミ保冷袋やタオルで包むと品質の劣化を防げます。
5-3. 使い捨て容器を上手に活用するアイデア集
「とにかく軽く済ませたい!」という方には、ドレッシング用の使い捨て容器(小袋)がおすすめ。100均やネットでも手に入り、使い終わったらそのままゴミとして処理できる手軽さが魅力です。
6. 油を使ったアウトドア料理と道具の活用法
6-1. 揚げ物・天ぷらにおすすめの調理器具
少人数用の小型フライヤーや、メスティン・スキレットはアウトドア揚げ物の定番。油の使用量が少なく済み、後片付けも楽です。火加減が見やすいカセットコンロとの相性も◎。まだ持っていない方は雌ティンやすきれっとも検討してみてはどうでしょう。それぞれ今使っていておすすめのものを紹介します。
・和平フレイズ(Wahei freiz) 鉄スキレット キャンプ ヘビーズ コンボセット
重たいですが、比較的安価でコンボになっているので多機能です。

1,000円台ですし、人気商品なので、とりあえずこれ!って感じですかね。

6-2. 少量の油でできる!ヘルシーアウトドアレシピ
・野菜のグリル(オリーブオイル+塩だけで絶品)
・豆腐のステーキ(香ばしく焼いてタレをひとまわし)
・アヒージョ風炒め(スキレット+にんにく+オイルで簡単)
どれも油控えめでも満足感の高いレシピです!
ほかにはこちらのサイトに紹介されている揚げ物レシピも検討してみてください!
6-3. 使用後の油汚れを落とすお手入れのポイント
使用後は冷めてからペーパーで拭き取る→お湯と中性洗剤で洗うのが基本。シーズニングが必要な調理器具(スキレット等)は、油分を残しつつ軽く洗う程度でOKです。
7. 油の処理(廃油)テクニック
7-1.空のペットボトルに油を移す
キャンプで飲み物を飲んだ後のペットボトルを使う方法です。(もちろん家から空のペットボトルを持って行っても良いです)ろうと(100均で用意)などを使って、こぼさないように油をペットボトルに入れましょう。
キャップを締めるだけで、油の処理が完了です。
しっかり容器を密閉できるので道中でこぼれたりせずに持ち帰れるのがメリットですね。ペットボトルの用意が楽なのもあるので、この方法をまず1番におすすめしました。
ただ、注意点として2つあります。まずは油の温度が高いまま作業すると簡単に火傷をしてしまうことです。それに高温の油でペットボトルが変形してキャップがしまらなかったりしますので要注意です。しっかりと油が冷めきってから移すようにしましょう。
もう一つは、油を移し替える時にこぼしやすいことです。ろうとから垂れたり、ペットボトルにうまく入れられなかった日には最悪です。ヌルベタなペットボトルを持って帰らないといけませんからね。100均で十分なのでろうとは用意しましょう!
7-2.キッチンペーパーや新聞紙で油を拭き取る
拭き取るという至極簡単なことですが、これは大前提、油の量が多くない時限定の技ですので気をつけて。たっぷりの油に対して拭き取ろうなんて人はいないと思いますが。
新聞紙やキッチンペーパーと書きましたがおすすめはキッチンペーパーです。油をしっかり吸い取ってくれます。
おすすめな使い所としては、簡単な炒め物、鉄板でのバーベーキューや焼きそばなどをした後の残り油に対してですね。
注意点として、手で新聞紙やキッチンペーパーを素手で持つと汚れやすいので、後悔します。菜箸でペーパーをつまんだり、トングでペーパーをもって拭くのが良いです!手もできる限り汚したくないですもんね。
ちなみに、油を拭いたペーパーや新聞紙が着火だけはしないように気をつけましょう。なんでも、紙に熱が残ってて時間を置いて自然発火してしまった事故の例もあるようです。自然発火させないためには、水を染み込ませたペーパーも一緒にいれておくなど、多少の対策をするようにしましょう。
7-3.油の凝固剤を使う
続いては凝固剤を使う処理方法です。
凝固剤とは、油をゼリーみたいに固めて、捨てやすくしてくれる便利な薬剤のことです。一般的にも広く販売されているので、自宅で使う方もいらっしゃるのではないでしょうか。凝固剤を油全体にかけることで、凝固剤が油に溶けて徐々に固まっていくようなしかけです。
固めた後の油は鍋離れもよく、するっととることができ、簡単にゴミ袋に入れられるので、本当に楽です。
こちらは注意点としては、今まで紹介したものとは反対に油が温かいうちに使うということです。なぜかというと、油の温度が低いと、入れた凝固剤が溶けない、つまり固まらない(固まりにくい)というわけです。
このように、タイミングを選ぶのと、凝固剤自体を買わなければいけないというのが手間かもしれませんが、楽であることは間違いないです。
一つだけ商品も紹介しておきますね!こちらは個包装型なのでキャンプでとても使いやすいです。

8. 安全第一!キャンプで油を使う際の注意点
8-1. 油の発火に注意!高温調理時の安全対策
油は180℃を超えると発火の危険が高まります。揚げ物中は火元から離れないのが鉄則。風が強い日は無理に高温調理せず、無風・安定した場所で行いましょう。
8-2. 火災や転倒リスクを防ぐための基本ルール
・油の近くに燃えやすいものを置かない
・調理台は水平で安定した場所に設置する
・子どもが近づかないように注意する
これらを徹底することで、事故を防ぐことができます。
8-3. 初心者でも安心な安全グッズ&消火器具紹介
キャンプ用ミニ消火器や耐熱グローブ、火起こしシートなど、安全対策グッズは1000円台から揃えられます。いざという時の備えとして、持っておくと安心です。
まとめ
さて、ここまでのまとめです。
キャンプでの油の持ち運びや処理は、ちょっとした工夫でぐっと快適になります。
・ポイントは「密閉・コンパクト・安全」
・持ち運びは100均やアウトドア専用品を活用しよう
・廃油処理は環境マナーを守って正しく!
・油を使った料理も、スプレーやミニ容器で手軽に楽しめる
・安全対策も忘れずに。火災防止&消火アイテムの備えを
これからキャンプを始める方も、今回のガイドを参考にすれば、安心して油を使ったアウトドア料理にチャレンジできますよ!マナーを守って、キャンプ場での油料理を楽しんでください!
そのほかキャンプでの不を解消するための記事がほかにもあるのでご覧ください。

ではまた次の記事で!