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テントを乾かさないとどうなる?キャンプ後の適切なお手入れ方法

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みなさんこんにちは。ういろうです!

キャンプの後、テントをしっかり乾かさずに収納してしまってカビさせてしまったりしたことはありませんか?テントは乾燥させないとさまざまなトラブルを発生させてしまう可能性があります。本記事では、テントを乾かさないとどうなるのか、キャンプ場や自宅での適切な乾かし方、おすすめの乾燥アイテム、そして自宅での保管方法について詳しく解説していきます。

目次

テントを乾かさないとどうなる?カビや劣化のリスクとは

1. カビや悪臭が発生する

テントの布地が湿ったまま収納されると、カビが発生しやすくなります。特に高温多湿な環境では、カビが繁殖しやすく、嫌な臭いの原因にもなります。カビが生えてしまうと、完全に取り除くのが難しく、場合によってはテントの寿命を縮めることになります。我が家のテントもカビてしまったことがあります。そうなると臭いなどだけでなく見た目も悪くなるので避けたいですね。

2. テントの生地が劣化しやすくなる

濡れたまま放置されたテントの生地は、水分や雑菌の影響で劣化が進みます。特に防水コーティングが施されている部分は、水分と化学反応を起こしてベタつきや剥がれが発生することがあります。

3. 縫い目やジッパー部分が損傷する

縫い目部分は特に湿気の影響を受けやすく、乾燥しないと糸が弱くなり、ほつれたり切れたりするリスクが高まります。また、ジッパー部分に水分が残るとサビや固着の原因になります。

4. テントポールやペグがサビつく

テントのポールやペグが濡れた状態で収納されると、金属部分がサビてしまいます。サビが進むと強度が低下し、最悪の場合、破損してしまうこともあります。特に細いペグを使っていると思っている以上に折れやすくなったりしますので要注意です。

なぜテントで泊った後に濡れてしまうのか

そもそもなんでキャンプをして夜を越すとテントが濡れてしまうのでしょうか。原因から理解して対策できることを考えましょう。

1. 夜間の結露

キャンプ中、夜間の気温が下がると、テント内外の温度差によって結露が発生します。特に湿度が高い場合や、テント内での呼吸や調理を行うことによる水蒸気の発生が多いと、テントの内側に水滴がつきやすくなります。

2. 雨や霧の影響

キャンプ中に雨が降った場合、テントの表面や地面に溜まった水分が乾きにくくなります。また、霧が発生すると、テントの布地が湿気を吸収し、濡れてしまうことがあります。

3. 地面からの湿気

地面が湿っている場合、テントのボトム部分が湿気を吸収しやすくなります。特にグラウンドシートを使用していないと、地面の湿気が直接テントに伝わり、乾燥しにくくなります。

4. 風通しが悪いと乾きにくい

テントの設営場所や形状によっては、風通しが悪くなり、湿気がこもりやすくなります。特に森林や川辺のキャンプ場では、湿度が高くなりやすいため注意が必要です。

キャンプ場でのテントの乾かし方|簡単&効率的な乾燥方法

では次に、濡れたテントをどう乾かすのが良いのかについて考えます。

1. 風通しの良い場所を選ぶ

キャンプ場では、風通しの良い場所を探し、なるべく直射日光を避けて陰干ししましょう。直射日光はテントの生地を劣化させる原因になります。といってもなかなか日光が当たらない場所でテントを干せるような場所を確保するのは通常は困難ですが…

2. テントを完全に広げて乾かす

テントを地面に直接置かず、テントポールやロープを使ってできるだけ広げて乾かします。フライシートとインナーテントは分けて乾かし、テント底面が湿っている場合は裏返して乾燥させましょう。あとはグランドシートをうまく活用してテントを裏返すこともよくありますね。

3. ペグやポールも乾燥させる

ペグやポールも濡れたまま持ち帰るとサビの原因になります。タオルで拭き取るか、日陰で乾燥させるようにしましょう。

テントを乾かすためのおすすめアイテム

1. 物干しロープ&カラビナ

テントをしっかり広げて乾かすために便利なアイテム。カラビナを使えばフライシートやインナーテントも簡単に干せます。

2. 扇風機&サーキュレーター

空気を循環させて乾燥を促すのに最適。室内干しにも活用できます。

3. 吸水タオル

結露や雨水を素早く拭き取るのに便利。速乾性の高いものを選びましょう。

4.テント清掃サービスの利用

手間をかけたくない、自宅での乾燥場所がない、雨天で大変などの場合は、テントの乾燥サービスを利用するのもありでキャンプが終わる日に予約してヤマトで送るだけでなので簡単です。荷物も減るのでありがたいですね。

自宅でのテントの保管方法|カビ防止&長持ちさせるポイント

とてもシンプルなことですが、テントをどう保管するのか理解して自宅で管理しましょう。

1. しっかり乾燥させてから収納

当たり前ですが難しいことです。少しでも湿気が残っているとカビの原因になります。完全に乾燥させてから収納しましょう。雨キャンプの後とかだと乾かすのも一苦労ですね…

2. 通気性の良い収納袋を使用

購入時の袋よりも通気性の良いメッシュバッグや布袋を使うと湿気がこもりにくくなります。

3. 湿気対策をする

収納場所には除湿剤や乾燥剤を置き、湿気の影響を減らしましょう。

4. 定期的に状態を確認

長期間収納しているとカビや劣化のリスクが高まるため、定期的に広げてチェックしましょう。

まとめ

テントを乾かさずに収納すると、カビや劣化の原因になり、次回のキャンプで快適に使用できなくなる可能性があります。キャンプ場や自宅で適切に乾かし、しっかり乾燥させることで、テントの寿命を延ばし、快適なキャンプライフを維持できます。今回紹介した乾かし方やおすすめアイテムを活用して、大切なテントを長持ちさせましょう!

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このブログを運営している人

1987年生まれ。
年間でおよそ30泊のキャンプを重ねる、キャンプ歴は10年ほどの中堅キャンパー。
愛知県名古屋に在住し東海エリアを中心にしてキャンプをする。
家族構成は妻、子ども2人。
富士山が見えるキャンプ場をよく好む

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